小賀野久美さんのピアノリサイタルを聴く(1/20・カザルスホール)。ピアノソロは花房晴美さんか野島稔さんの演奏会以来で、いずれにしても数年ぶり。
プログラムが凄い。タンドゥン、バーナード・ランズ、三善晃で1曲ずつ、さらに休憩をはさんで武満徹の(殆ど)全ピアノ曲。一晩で聴くにはちょっと強引かも(^_^;)。しかしながら演奏には強烈な説得力があり、武満さんの精妙な音色をじつに見事に再現して立派。
聴衆はこのプログラムにしては良く入っていた。難解な曲目に対しても意欲的な聴き手を得て、ホールに満ちる緊張感がなんとも言えないひとときでした。今後もますますのご活躍を祈念したい。
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