久しぶりに料理をつくった。できますものは『タイ風グリーンカレー』。
もともと、週刊コミックモーニング連載の『クッキングパパ』(うえやまとち作)で習ったものだが、永年手がけているうちにオリジナルのレシピをすっかり忘れ、完全に自己流になっている気がする。つくるたびに味が違うのも特徴だ。だから真似をしたい方は、講談社のコミックスを参照してトライされると良いと思う。
編集者のレシピはおおむね以下の通り。7-8人分つくれる分量だ。
とうがらしの干したやつを10-20本、半カップのお湯に漬けてもどす。
ピーマン10個、ししとう20-30本、玉葱1個、にんにく2-3かけ、生姜2-3かけを洗って、先程のとうがらしと一緒にフードプロセッサでペースト状にすりつぶす。
鍋にたっぷりのオリーブ油を熱し、すりつぶしたペーストを炒め煮にする。30分ほどで水気が無くなり、べとべとのルーができる。仕上げに塩をひとつまみ入れる。
別の大鍋にオリーブ油を熱して、骨付きの鶏もも肉を軽く炒める(分量はお好み。わが家ではもも4-5本分くらい)。
大鍋にお湯を4-5カップ入れて肉を煮込む。アクはこまめにすくうこと。味付けに鶏ガラスープの素なんかをたくさん入れるとコクが強烈になる。
大鍋が沸騰したら先程のルーを入れて弱火でじっくり煮込む。
出来上がる直前に、茄子(3-4本)やマッシュルーム(10-15個)などをきざんで放り込む。レモングラスがあればこれも入れると、いかにもタイ風。
ココナッツミルクを200-300ccほど入れて一煮立ちさせる。
ナムプラー(魚醤)を軽く振りかける。さっと混ぜてできあがり。
だいたい1時間あればじゅうぶんつくれる。このカレーは時間がたつと味が練れてくるのだが、できたての強烈な辛さが好きという意見もある。いずれにしても辛さは並大抵ではないので、ビールが大量にあることが望ましい。頭がぼうっとしてくるほどの刺激なのだが、夏には悪くないので、お試しになっては如何かと。
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