編集日記(1997.11.22分)

東越谷編集日記

 8-9か月ほど前、勤務先で仕事用にアキアのMacintosh互換機を購入したことを当編集日記に書いただろうか。PowerPC604eを搭載し、メモリをはじめから80MBも積んで、グラフィックカードも33.6モデムもついて498,000円というのは大層魅力的に思えたものだ。ちなみに発注している最中に価格が428,000円に値下がりして驚いた。あわててディストリビューターさんと交渉し、値段を新価格にして貰ったのを思い出す。
 この機械は編集者の上司(部長)の机上で、当然ながらいまでも元気に働いている。こまごまとしたトラブルはあったものの、概ね大過無くここまで来た。その間、アメリオ氏は首になり、返り咲きSJ氏はどうもわけわかんないことを云い続け、ついにMacintosh互換機は息絶えようとしている。
 アキアは上述の互換機の値段を228,000円まで下げ、どうやら在庫処分に入った模様だ。18日、COMDEXラスベガスの会場では、飯塚社長がMacintosh互換機ビジネスからの撤退を正式に認めたというような報道も一部でなされている。もともとアキア直販という方式で販売してきた製品だが、一部の量販店にある在庫もいよいよ底をつこうとしているように見える。昨夜、閉店間際の秋葉原某L店では注文用カードが二枚あったが、そのうちの一枚を衝動的につかんでキャッシャー・カウンタへ持っていった奴がいるので、在庫はあと一台ではなかろうか。
 ちなみにその、二枚のうちの一枚で発注を終えたのは当通信の編集者である。モニタもないのに、どうするつもりなのだろう(失笑)。

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