昨夜、東京北区 北とぴあ国際音楽祭でラモーのオペラ『アナクレオン』を観た。これがなかなか素晴らしい演奏だった。前半のヘンデル(『アポロとダフネ』は滑り出しにやや不安を感じたものの、まずまず。そしてバレエ(ダンス?)を織りまぜてのアナクレオン、合唱の素晴らしさも相俟って出色。この音楽祭は毎年なかなか意欲的な企画で(聴いたのは今回が初めてだけど)、これからも楽しみ。ちなみに来年はヘレヴェヘがシャンゼリゼ管を連れてきて、ベートーヴェンの第9だそうで(^o^)。
終演後、連れが「洗面所から出てきたら、指揮者のひとが居た!」というので様子を見に行くと、当夜の立役者、クリストフ・ルセのサイン会が。横でオワゾリールの録音を販売していて、これを購入してジャケ絵にサインして貰うのだと。編集者は20年近く前にフィリップ・ジョーンズのサインを貰って以来、演奏家にサインを貰うチャンスはなかったので、この際と思い、ルセの弾く『ゴルトベルク変奏曲』のCDを買って連れに押しつけ、サインを貰うように依頼。ルセさんは終演後も疲れをみせずファンサービスにつとめ、名前を聞いて「○○さんへ」などと書いてくれたという。ちなみにこの公演は本日も午後2時から王子・北とぴあにて。
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