1998-01

音盤一行感想録(交響曲)

マーラー 交響曲第6番

カラヤン(指揮) ベルリンPO (DG 457 716-2) 第5番に比べるとずいぶん成功している印象。第一楽章の暴力的なドライビングは「らしくない」ほど。第三楽章はカラヤンの真骨頂というか、こんなに美しくていいのか!とか。でも第四楽章は苦...
音盤一行感想録(交響曲)

ベルリオーズ『幻想交響曲』

インバル(指揮) フランクフルト放送SO (DENON CO-73218→19) 『レリオ』とのセットだから、一緒に聴かないと制作者の意図に反するかも知れないが、とりあえず幻想のみ聴取。丁寧な仕上げでテンポ・バランスともに文句はないのだけど...
東越谷編集日記

編集日記(1998.01.16分)

東越谷方面は1/8を上回る大雪で、パウダースノーが降り積もる上をキュッキュッと踏みしめて歩くのはまるでスキー場。それにしても交通機関は末期的状態らしいので、休日の谷間の金曜日、無事会社までたどり着けるか不安だ。  愛用の新宿某CD店で、年初...
東越谷編集日記

編集日記(1998.01.15分)

当・東越谷通信の累計購読者様が3,000名様を超え、大感謝。思えば昨年の正月過ぎに当通信のアドレスを公開し、その後サーバの引っ越しやら構成の大改造やらを経て、さいきんでは毎日のように訪れては読んで下さる方もおいでになり、まことに有り難いやら...
音盤一行感想録(交響曲)

ベートーヴェン 交響曲第3番

ジュリーニ(指揮) ロサンジェルスPO (DG 447 444-2) 第一楽章、テンポは遅いが伴奏の刻みが切れ味よく鈍重な感じはない。ただ切れ過ぎて雄大さというか拡がりがなく、編集者の英雄に対するイメージとはかけ離れている。途中から読書に没...
音盤一行感想録(管弦楽曲)

ドビュッシィ『海』『イベリア』

チェリビダッケ(指揮) ミュンヒェンPO (独EMI 5 56520 2) 編集者鬼門のチェリ・箱物11枚組から最初の一枚。丁寧で重厚、巨大なスケールだが異常に遅い海。ドビュッシィのもやもや感皆無。イベリアは華麗な色彩表現で結構成功してる?...
音盤一行感想録(交響曲)

マーラー 交響曲第5番

カラヤン(指揮) ベルリンPO (DG 447 450-2) なぜカラヤンはマーラーに手こずるのか。第一楽章には随所によくわからない拘りが。それにしても完璧についていくベルリン・フィルは凄いの一言。(★★★)
音盤一行感想録(管弦楽曲)

ストラヴィンスキー『春の祭典』

ヤンソンス(指揮) オスロPO (東芝EMI TOCE-4027) もともと手垢の付きやすい曲だが、この演奏は洗い立ての木綿のシーツの手触りみたいなところを狙ってるような。でもこのアプローチって新しくないし、意外性に乏しくて編集者にはピンと...
東越谷編集日記

編集日記(1998.01.09分)

関東地方は二年ぶりとかいう大雪。夜半に至っても当「東越谷」方面は吹雪のような状態で、今しがたは雷まで轟いていた。明朝はそこら中でアイスバーン状態が予想されるが、怪我などしないよう気をつけて移動していただきたいもの。  昨秋より愛用しているS...
東越谷編集日記

編集日記(1998.01.08分)

新年早々、妊婦の同居人にアクシデントがあって右往左往、会社を二日ほど休む事態に陥る。幸い母子ともに大過なくひと安心というわけで、昨7日より出勤。やれやれ。  東京・新宿の勤務先に近い某CD屋さんで、輸入盤10%オフセールをやっている。で、懸...