音盤一行感想録(室内楽・器楽)ショスタコーヴィチ 弦楽四重奏曲第8,9,10番 ブロドスキー弦楽四重奏団 (TELDEC 9031-71702-2)とにかくよく楽器を響かせ、アクセントはきつめ。コマの側を擦って刺激的な音色をつくったりして、工夫も多い。その割にあざとさは無く、真正面からまじめに取り組んだ良い演奏だと思う... 1998.02.27音盤一行感想録(室内楽・器楽)
音盤一行感想録(交響曲)ルーセル 交響曲第1-4番 デュトワ(指揮) フランス国立O (ERATO 3984-21090-2)演奏は明快ですっきりした良いものと思うのだが、曲になじみが少ないためか印象は薄かった。3、4番に進むに従って書法は手堅くなり、比較的わかり易くもなるが、これが交響曲か... 1998.02.26音盤一行感想録(交響曲)
音盤一行感想録(室内楽・器楽)ドビュッシィ 前奏曲集第一巻、『子供の領分』 コチシュ(ピアノ) (PHILIPS 456 568-2)挑戦的というか、攻撃的というか、少しいらいらした感じのドビュッシィ。テンポは総じて速めで、細かいパッセージを一音々々確実に聴かせるのだが、輪郭がきつめで少しうるさいような。そういう行... 1998.02.26音盤一行感想録(室内楽・器楽)
音盤一行感想録(交響曲)モーツァルト 交響曲第25,28,29番 チョン(指揮) ノーザン・シンフォニア・オブ・イングランド(英ASV CD QS 6009)当コーナーでモーツァルトを扱う機会はたぶん少ないと思う(^_^;)。さいきんの演奏はある程度、この作曲家に関する研究の成果を反映していると思うので、... 1998.02.24音盤一行感想録(交響曲)
音盤一行感想録(オペラ・声楽)ブリテン『ピーター・グライムズ』 ロルフ・ジョンソン、ロット、アレン(独唱)、ハイティンク(指揮) ロイヤル・オペラ・ハウスO(英EMI CDCB 7 54832 2)編集者はこのオペラが好きで、ぜひ一度実演に接したいと思っているのだが、チャンスが無い。ハイティンクの演奏は... 1998.02.23音盤一行感想録(オペラ・声楽)
東越谷編集日記編集日記(1998.02.23分) 中学の頃、学校で映画研究会みたいなクラブを創設したことがあって、そのとき顧問になって下さった英語の先生に、いちばん想い出に残っている映画を尋ねたら『我が谷は緑なりき』という作品を教えていただいた。あれから20年、初めてこの映画を観た(NHK... 1998.02.23東越谷編集日記
音盤一行感想録(交響曲)エルガー 交響曲第2番 トムソン(指揮) ロンドンPO (CONIFER CLASS 7002)ゴージャスな響きで聴かせるエルガー。奇を衒ったところは無く、といって妙に畏まっているわけでも、ムキになっているわけでもないのが良い感じ。総じて余裕あり気で、おっとりして... 1998.02.20音盤一行感想録(交響曲)
音盤一行感想録(協奏曲)ブラームス ヴァイオリン協奏曲 クレメル(ヴァイオリン) バーンスタイン(指揮) ヴィーンPO (DG 445 595-2)正面から取り組んだ、たいへん立派な演奏と聴いた。ヴァイオリンも美しいし、オケは堂々たるもの。ただ編集者の耳には立派すぎたせいか、かしこまって拝聴して... 1998.02.18音盤一行感想録(協奏曲)
音盤一行感想録(管弦楽曲)グレンジャー『リンカシァの花束』他 レイニシュ、ランデル(指揮) 王立ノーザン音楽大学ウィンド・オーケストラ (CHANDOS CHAN 9549)CHANDOSのグレンジャー・エディション第4巻は吹奏楽集。民謡に採譜した作品を中心にした楽しい音楽。『リンカシァの花束』は大好... 1998.02.18音盤一行感想録(管弦楽曲)
東越谷編集日記編集日記(1998.02.18分) 関東地方は一転して雪が降ったり、と一気に冬へ逆戻り。東越谷方面には梅の名所も多少あるのだが、満開にはもう少しかな。 このところ当通信もアクセスが急に増え、読者様には謹んで御礼申し上げる次第。どこかのサイトでご紹介戴いたのだろうか。ここはリン... 1998.02.18東越谷編集日記