マーラー 交響曲第9番

音盤一行感想録(交響曲)

ブーレーズ(指揮) シカゴSO (DG 457 581-2)
とにかく多数派のマーラー演奏にみられる「ため」とか「間合い」といった演出は皆無。これだけ徹底しても概ね成功したのは作曲者の勝利。もっともこうゆう演奏をヨイ、と達観できるまでには時間を要しそう。正確な演奏ってキズが目立つのも弱点。(★★★)

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