1998-03

東越谷編集日記

編集日記(1998.03.31分)

極端に慌ただしかった年度末も間もなく終わる。仕事は終わってないんだけど。毎年、もう少し明るく4月を迎えられると良いのになぁ、と反省するが、なかなか反省が翌年に反映されないのは猿だからか(^_^;)。  週末にようやく、懸案のMessageP...
東越谷編集日記

編集日記(1998.03.26分)

NAXOSのヒストリカル・シリーズを初めて聴く。メトロポリタン・オペラの『ドン・ジョヴァンニ』、指揮はワルター、題名役はメルヒオール。うーむ、ステレオ以外は聴かない主義だったんだが、このところ旧い録音に手が出るなぁ、しかもSP復刻みたいなや...
東越谷編集日記

編集日記(1998.03.25分)

少し喋っているだけで息切れがしたり、座って話を聞いているだけで手のひらに汗をかいたりして、日常的に緊張感高まり状況が続く。いわゆるストレスというやつだと思うが、ややばて気味のきょうこの頃。さいきんはCDを聴いても寝てしまいそうで、もちろん殆...
音盤一行感想録(交響曲)

ブラームス 交響曲第2番

クリヴィヌ(指揮) バンベルクSO (DENON CO 78956→8) しっかりした歩みの良い演奏で、各声部も明瞭に聴き取れるし、アンサンブルもていねい。終楽章がやたら快テンポで始まり、だんだんあるべきところに落ち着いていくのがご愛敬か。...
音盤一行感想録(交響曲)

シベリウス 交響曲第5番

ベルグルンド(指揮) ヘルシンキPO (英EMI 5 68646 2) これ見よがしなところが無く、おおらかで豊かな演奏。おなじ組み合わせで6-7番も聴いたが、素晴らしい。誇り高さのような印象さえ受けて、とりあえずシベリウスの5番は当面これ...
音盤一行感想録(交響曲)

ブラームス 交響曲第2番

カラヤン(指揮) ベルリンPO (DG 453 097-2) 巨匠の特質が裏目に出たなぁ、という演奏。全体にオケをよく鳴らしつつ「ここが旋律ですよ」と声部を浮き上がらせるが、どうもブラームスらしくないし、何しろ音楽がどんどん流れていってしま...
東越谷編集日記

編集日記(1998.03.19分)

激忙に伴う終電帰宅ののち、自暴自棄の深夜更新モード(^_^;)。もちろん終電で帰れるだけ幸せというご意見もあるかと思うが、編集者の勤め先って朝も早いのである。帰宅途中には日本フィル自主制作盤の『スコットランド』(広上淳一指揮)を聴いたのだが...
音盤一行感想録(管弦楽曲)

ビゼー『アルルの女』、シャブリエ『スペイン』他

ビーチャム(指揮) ロンドンPO (DUTTON CDEA5017) 1936-1940年の録音だがDUTTONのリマスターって凄い(他のはあまり知らないので本当は何とも言えないが)。御大の演奏は風格と遊び心が同居しているような、不思議な魅...
東越谷編集日記

編集日記(1998.03.17分)

カット盤というものがある。昔、まだLPが世の中にいっぱいあった頃、中古レコード屋さんへ行ってロックの掘り出し物なんかを探したりすると、ジャケットの隅っこがカッターで切られたりしているモノに出くわすことがあった。新品の在庫処分なんかをやるとき...
音盤一行感想録(交響曲)

マーラー 交響曲第4番

シュヴァルツコプフ(独唱)、クレンペラー(指揮) フィルハーモニアO (東芝EMI TOCE1510) さいきんあれこれ聴き、けっこう編集者とは相性悪いか、と思われたクレンペラーの録音のなかでは最上。思いの外ごつごつせず、ゆったりめの足取り...