1998-06

東越谷音楽通信

フィルハーモニア管来日1998

【第一夜】 1998年5月26日(火) 19:00 東京オペラシティ・コンサートホール ヴァイオリン:ヴィクトリア・ムローヴァ 指揮:エサ・ペッカ・サロネン フィルハーモニア管弦楽団 武満徹:ヴィジョンズ バルトーク:ヴァイオリン協奏曲第二...
東越谷編集日記

編集日記(1998.06.26分)

ああっ、またやってしまった。NAXOSの新譜『映画を彩るピアノ協奏曲集 Piano Concertos from The Movies』 (8.554323)。ワルシャワ・コンチェルトやヒチコックの『白い恐怖』の音楽などが聴ける。このなかに...
音盤一行感想録(交響曲)

ブラームス 交響曲第2番、第4番

ミュンシュ(指揮) ボストンSO (BMG BVCC-7910) ミュンシュの芸風は一貫している。余分なアゴーギクは一切とっぱらって、ひたすらゴールに向かって盛り上げる。フレーズをすぱすぱと切り落としていくのは賛否両論か。歌おうにも歌えない...
音盤一行感想録(交響曲)

ウォルトン 交響曲第1番他

ラトル(指揮) バーミンガム市SO (EMI 5 56592 2) アンサンブルの精巧さと深い陰影が魅力的な演奏。この曲ではダニエルの、オケ共々まじめで正攻法の演奏が印象に残っているが、こちらもさらに彫りの深い、味わいのある音楽にまとめられ...
東越谷編集日記

編集日記(1998.06.24分)

わたしは湿気が嫌いだ!! って喚きたくなるような、いやーな天気。ここ二、三日の東京方面は気温は低くて、むしろ肌寒ささえ感じるくらいなのに、風呂場の底のようにじめじめとして気分が悪い。携帯CDプレーヤで、ヨースケさんの『ストーン・フラワー ~...
音盤一行感想録(交響曲)

ショスタコーヴィチ 交響曲第8番

ムラヴィンスキィ(指揮) レニングラードO (PHILIPS 422 442-2) レニングラードでのライヴとだけクレジットされている、謎の「VIRTUOSO」シリーズの一枚。ムラヴィンの録音としては、音質は十分満足できるもの。演奏は例によ...
音盤一行感想録(協奏曲)

バーバー ヴァイオリン協奏曲他

シャハム(ヴァイオリン) プレヴィン(指揮) ロンドンSO (DG 439 886-2) 美音と評判のシャハムにプレヴィンで、バーバーの協奏曲とくれば演奏内容は、という期待を裏切らない、限りなく甘美な世界。ぎりぎりのところで節度を失わない、...
東越谷編集日記

編集日記(1998.06.21分)

にわかサッカー・ファンの編集者だが、ワールド・カップの日本×クロアチア戦に大失望。まだしも対アルゼンチン戦のほうが「惜敗」という言葉に近いものがあった。とにかく、つまらないパスミスが多くて情けない。それに、先週はもう少し攻めて欲しいと思った...
東越谷編集日記

編集日記(1998.06.18分)

新宿VMSで独ハルモニア・ムンディの在庫処分をやっている。で、レオンハルト指揮ラ・プチ・バンドのマタイなどを懲りずに購入し聴き始めるが、例によってあえなく玉砕。それにしてもこの演奏、少しオケが前に出過ぎていないか。何かオルガンの倍音らしき音...
東越谷編集日記

編集日記(1998.06.16分)

数日前から、ノイズ・キャンセリング・ヘッドフォンというものを試している。以前からSONY製のものに目を付けていたのだが、さいきん某社製の新製品が出て、仲間うちで話題になったのをきっかけに入手した。これまで通勤時に使用していた密閉型のヘッドフ...