慌ただしくしていて、また更新が滞ってしまった。先週末は風邪をひいて会社を休む有様で情けない。通勤の往復時にはわりあいCDも聴いてはいるのだが。
デイヴィッド・ジンマン指揮チューリヒ・トーンハレ管によるベーレンライター新校訂版ベートーヴェン・チクルス、『英雄』及び4番は、これまで聴いた5,6,7,8番と同傾向の意欲的な演奏ながら、少し勢いに陰りが出たかも。カラヤン=ベルリンPOのEMI録音による『英雄の生涯』は、もう恐れ入りました、という感じで何も文句はない。美しいジャケットに包まれた『20世紀のピアニスト』(スタインウェイ協賛)シリーズからは、リヒテルの展覧会の絵を入手。若き巨匠の思い切りの良さとミスタッチの多さに驚く。ここ数日の拾い物は、テミルカーノフによるショスタコ『森の歌』。この曲は20年前に聴いた渡邊暁雄=日本フィルの録音(日本語訳による歌唱)や、スヴェトラーノフの来日公演時の演奏などが強く印象に残っているが、いま改めて聴いてみると、やっぱ、これってあまりにも○作。あの頃は傑作と思って聴いていたのだがなぁ。
18日早朝はしし座流星群に期待が集まる。夜中に赤ん坊に泣かれて目を覚ましたら、ベランダへ出てみようかな。
コメント