CBS音源のMasterworks Heritageシリーズ新譜で出た、プロコフィエフ5番&バルトークのオケ・コンのカップリングにハマっている。演奏は言わずと知れたセル=クリーヴランド管。ここのところプロ5(って略していいのかな)が無性に聴きたくて、手持ちの録音を漁ったりしてみたが、もう一つどれもこれも生ぬるい。この曲、とくに終楽章はさながら機械のような正確さで疾走して欲しい。セル時代のクリーヴランド管は完璧なアンサンブルで一分の隙もなくキメてくれるから、ついついもう一度聴き直してしまう。
オケ・コンも懐かしい。編集者はかつてヤナーチェクの『シンフォニエッタ』とのカップリングで出たLPをしばしば聴いた。考えてみれば、セルの録音(LP)が一枚1,000円でたくさん再発売されたおかげで、オーマンディ等とともに随分聴いたものだ。ヴァーグナーの『指輪』管弦楽曲抜粋など、素晴らしい構成と演奏で何度も聴いた。あれ、Heritageで再発しないかな。
ところで、この同じシリーズにはフィラデルフィア管・クリーヴランド管・シカゴ響の金管奏者による、あのガブリエリ曲集もあるのだという。すでにSONY CLASSICALの別の再発売盤で持っている気もするのだが、ショップでみかけたら絶対買ってしまうだろうなぁ(^_^;)。
コメント