編集日記(1999.10.12分)

東越谷編集日記

 こう、急に涼しくなると身体が環境についていかず、例によって風邪モードに(^_^;)。37〜37.5度の微熱が数日続いているが、急を要する仕事のためになかなか会社を休む訳にもいかず、といって無理をしてひっくり返る訳にもいかず、で綱渡りの日々。11日は休日出勤、でホントはBCJの定演もあった筈だがこちらは大事を取ってパスすることに。こういうときチケを迅速に捌くことができるビジネス、誰か実現しないかな。誰もやらないなら自分がやっても良いぞ、と妄想は膨らむばかりなのだが。
 深夜のニュースで、ヴァイオリニストの庄司紗矢香嬢(16歳)がパガニーニ国際コンクール優勝、を伝えていた。同コンクールで日本人優勝は初、とのことで慶賀。
 ずいぶん昔から気にはしていた大藪春彦の著作に初挑戦。お題は『蘇える金狼』。タクシーに百円玉1〜2枚で乗れたり、渋谷の豪華マンションが「一千万円は下らない」などと表現されるあたり、時代を感じさせるものの、主人公が生肉を貪ったり鯨缶をヴィスキーで流し込んだりするくだりなど、山下洋輔作品でしばしばパロディのネタとされる大藪テイストが炸裂。取りあえず100ページほど読んだが、先が楽しみ。

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