編集日記(1999.12.29分)

東越谷編集日記

 立風書房『200CD吹奏楽名曲・名演』をようやく読む。いやー、これは懐かしい曲ばかり。我が畏友山尾さんの記事も楽しませて戴いたが、ここはやはり磯田健一郎プロデューサーの健闘を称えたい。選曲もたいへん宜しい。ハンソンに『ディエス・ナタリス』を、ジェイガーに『ダイヤモンド変奏曲』を割り当てて紹介しているのは慧眼。R.R.ベネットも、ジャンニーニも、クリフトン・ウィリアムスもしっかり掲載されている。このへん、マーキュリー・レーベルで育った昭和30年代生まれあたりの吹奏楽関係者は忘れられない作品群に違いない。久々に吹奏楽の録音を聴きたくなったが、新宿タワーレコードの在庫は結構充実している。
 TVで『ウェスト・サイド物語』を演るというので見始めたが、冒頭からソウル・バスの美しいデザインもロバート・ワイズのマンハッタン大俯瞰撮影もいっさいがっさいカットされていて呆れる。頼むよー。

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