待ち焦がれていたBISの記念すべき1000番、BCJの『マタイ受難曲』がようやく東京方面にも出現。新宿界隈ではやはりタワーがいちばん廉価か。いっしょに入手したラニクルス=NDRの『英雄の生涯』を先に聴いたが、いまいちだったなぁ。この指揮者も7年ほど前にヴィーン国立歌劇場でお目にかかった一人。演し物は『ジークフリート』で、手堅い指揮ぶりは決して悪くなかったのだが。あっ、『も』というのはNIFTYのクラシックフォーラムで話題になっているファビオ・ルイージのこと。さいきんスペシャル・エディションが出回っておりますね。
高等教育関連の仕事をしながらぼんやり考えていたのだが、『価格破壊大学』ってのは出てこないのかな。遠隔授業や単位互換なんかをフルに活用し、教員は非常勤を中心に構成、教材を可能な限り、パッケージ化し、校舎やグラウンドなどの固定費は極力圧縮、でディスカウントストア並みに価格を抑えて他学との差別化を図る。10年後に18歳人口が20%減っても、なんとかなるんぢゃないか。規制緩和がどこまで進むかがキーポイントなのか。
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