編集日記(2000.07.04分)

東越谷編集日記

 週末映画シリーズ、こんどはウォシャウスキー兄弟の『マトリックス』。これ、賛否両論だったようだけど、編集者はけっこう楽しんで観た。グイグイ引っ張っていく演出ながら、デイヴィッド・フィンチャーのように、いかにも「凝ってますよ」という感じにならず、単純に楽しめるのが宜しい。ストーリーも想像していたほどには破綻無く進んだ。ただ、一部でややグロテスクな表現が出てくるのは少し困る。こういうのって、いつの頃から「何でもあり」になったのかな。編集者的にはもう少しスマートな演出を希望する。キアヌ・リーヴスは『JM』を思い出させたが、ようするにただそこに立っているだけ(というのは、言い過ぎ(^_^;)??)。アクションは格好良かったけど。

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