編集日記(2000.07.05分)

東越谷編集日記

 先週、客先での打ち合わせ中に突如ラヴェルの「パヴァーヌ」を聴きたくなって(お客さまにはもちろん内緒)、夕方会社に戻るついでに近所のCD屋に走っていって、ポール・クロスリーのピアノソロ全集二枚組を入手。この録音、輸入盤が出回るのを待っているうちに忘れてしまったのだが、結局発売されたのだろうか??
 ラヴェルのピアノソロを聴いたのはけっこう久しぶり。ちょっとしみじみしたい気分だったので「パヴァーヌ」のみをいきなり聴く。クロスリーは知的なアプローチで健闘していたとは思うが、いまの自分にはもう一つしっくりこなかった。その後ほかの曲も聴いてみたが「道化師の朝の歌」なんかはちょっとゆっくり目のテンポで、リズムを意識した演奏になっていたのが面白かった。「夜のガスパール」だけは、ポゴレリチの録音が耳について離れず、クロスリーもざんねんながら返り討ち。

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