編集日記（2002.01.30分）

　今年はもう少し更新頻度を上げようと考えていたのだが、冒頭から躓いてしまった。しかし、これには若干の理由がある。
　当通信のコンテンツが置かれているサーバは某米国のホスティング業者なのだが、一年半ほど前だったかに、突如会社ごと別の業者へ身売りされた。で、昨秋にこの「別の業者」がさらに他の業者に身売りされるというメールが届いた(^_^;)。
　さすがはアメリカ、企業再編もドラスティックだなどと感心しているうちは良いのだが、いざ自前のサイトを更新しようとするとき、いったいどのサーバにアクセスすればよいのか判然としない。システム移行の手順を知らせる（という内容に思える）英語のメールも、当方の語学力の問題によりいまいち理解できない。「あなたのサーバが一瞬たりともダウンすることなく、移行は完了します」とかいう文面が、日時を明記したスケジュールとともに記載されているように思えるのだが、当方の誤読かも知れない。
　で、現在二つのサーバに同一のコンテンツが格納されているのだが、どうもいつまでたっても新サーバへの移行（DNSの更新）が完了していない様子なのである。移行期間中に、すでにミラーリングも完了しているのに、旧いサーバのほうを更新する気持ちにもならないので、様子をみているうちに、一ヶ月近くたってしまったというのが真相だ。うーん、ここはやはり国内の業者にスイッチしたほうが良いのだろうか??
　編集者がながらくお世話になってきた音盤屋さんである「コタニ新宿店」がついに今月末で閉店になる。地域再開発の一環で取り壊し〜ビル建設となるのだそうだ。ワタクシ事だが、初めてこの店を訪れたのが1976年春で、最初に買ったのは書籍『トロンボーンのテクニック』（音楽之友社）450円だったと記憶する。じつに四半世紀だ。お世話になったクラシック担当のKさんやYさんに伺うと、建物は戦後すぐの建築で、開店以来50年、3代にわたって訪れたお客さまもいらっしゃるとか。再開発がめでたく完了した暁には、ぜひもう一度、同じ場所に新しい店舗を開業されることを祈念したい。