日本酒の美味しい季節

東越谷編集日記

 とは書いたものの、殆ど年がら年中飲んでいるわけだから、いまさら何を(失笑)。
 ひと月ほど前に、多摩永山の酒屋さんの棚に、秋田の酒「佳澄」をみつけて驚いた。美味しいと評判を聞いていたもの。出張の際、秋田の酒店「まるひこ」で尋ねたところ「燗に向く酒なので、もう少し寒くならないと仕入れないんです」と伺い、残念に思っていたのだが。永山の「小山商店」のおじさんは「ウチで殆ど仕入れちゃうんで、ほかの店にはなかなか無いかもしれませんね」と笑っておられた。
 このお酒、三年熟成古酒、ということで、好みは分かれるかもしれないが、まろやかな味わいがとてもよろしい。燗酒にしても美味しいのだろうが、冷たくして飲んでも悪くないと思う。一升2千円、という値段もリーズナブルだ。最初に買った一升はすでに飲み終えてしまって、いまは明鏡止水の新酒なぞを楽しんでいるが、ああ、また「佳澄」を飲みたいなあ。

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