ここ数日、公私ともにトラブルや心配事が重なって少々メゲているのだが、こうゆうときにベートーヴェンを聴くと、多少チカラが湧いてくるような気がする。というわけで、カバンのなかに交響曲全集のCDケースを放り込んで、毎日の通勤時に片端からとっかかっている。結果は....聴いているあいだは、この世の憂さを忘れる瞬間が何回あるようなので、ストレス解消に少しは役立っているのかもしれない。
ちなみに、聴いているのはサー・チャールズ・マッケラス指揮ロイヤル・リバプール・フィル管による演奏。この盤はだいぶ以前に、5枚セットで3千円足らずという格安で入手したように記憶しているのだが、掘り出し物だ。英文の解説を読めずにいるのでよく分からないが、たぶん最新の校訂等を反映しているのだろう。快速なテンポで生き生きと演奏されている。この路線ではいま、ノリントンのものが出回っている最中だが、いずれも英国人指揮者であるとことが面白い、かな。
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