編集日記(1998.04.29分)

東越谷編集日記

 カラヤンの『ニーベルンクの指輪』DGオリジナルズ盤視聴記(^_^;)。
 続けて『ラインの黄金』後半、さらに『ヴァルキューレ』を聴く。といってもサラリーマンがこんなもの一日や二日で通して聴くなんてのは殆ど不可能(えっ聴いてるって? 凄い)なので、美味しそうなところを抜粋。
 まずラインの黄金ではヴァルハラに虹の橋を架ける場面から終曲まで。決して悪くない。盛り上がりも十分。ショルティ盤のような、漫画みたいな効果音も殆どない(あれはあれで好きなのだが(^_^;))。
 続いてヴァルキューレ、取り敢えずは第一幕を全部、それから三幕に跳んで、ヴァルキューレの騎行と、ヴォータンの「さようなら、勇ましい我が子よ」。編集者はヴァルキューレというと何よりこのリープ・ヴォールが死ぬほど好きなのである。一幕でのタルヴェラのフンディング、なかなか素晴らしいと聴いた。ヤノヴィツのジークリンデ、線がやや細くて上品な歌だが、これも録音芸術としては楽しめた。スチュアートのヴォータンはそれなりに立派だったが、リープ・ヴォールでのカラヤンのやや性急なテンポ運びは興を削いだ。一幕のオケやヴァルキューレの騎行などはなかなか良かったのに。
 いつコンジョが減衰して視聴記が止まるかは分からないが、取り敢えず続く(^_^;)。

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