バルトーク ヴァイオリン協奏曲第2番

音盤一行感想録(協奏曲)

ムローヴァ(ヴァイオリン) サロネン(指揮) ロサンジェルスPO (PHILIPS 456 542-2)
この上ない美音、ぎりぎりで踏み止まるが必ずしも禁欲的ではない感情表現。クールさと情熱とが交錯する、妖しい魅力がこの演奏の特質だ。伴奏のオケは慌てず騒がず、金管のコラールなどめまいがするほど美しい響きを構築する。(★★★★★)

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