編集日記(1999.09.30分)

東越谷編集日記

 9/27、東京池袋・芸術劇場中ホールで山下洋輔&PANJA SWING ORCHESTRAを聴いた。
 のっけから20分遅刻して会場入りすると、2曲目の「IN THE MOOD」がクライマックスに駆け上がろうとするところだった。「きょうは休憩なしなのでお席までご案内します」という係の女性のお言葉に甘え、3曲目開始前に着席。ステージを見上げれば、フロントラインには”KAPPO”梅津と片山広明の「生向委」コンビ、中央に我らが”PONTA”秀一がどっかり構え、左に山下御大とリズム隊、といったフルバンド仕様。客席を振り返れば....あれ? 何かやや雰囲気が不自然というか。このイベントは「としま芸術祭10周年記念公演」とのことで、何かご近所のおじいちゃんおばあちゃんがこころもち多い感じ。バンド側もじゃっかん戸惑いを隠せない様子。
 3曲目は「IT DON’T MEAN A THING」、というわけでオーソドックスなバンドレパートリーが続く。続いてのブルースは全員がソロを取るが、KAPPOのソロがもう流石というか、滲み出る狂気が圧倒的(^_^;)。左に座ってたおばあちゃんはのけぞっていたが。
 ブルースは「ONE O’CLOCK JUMP」になだれ込み、さらにコンボでのオリジナル作品「自由へのフーガ」とかいう曲を挟んで「Dr. KANZOのテーマ」へ。フィニッシュは「SING SING SING」と、なんと正統的な(^o^)。
 全般に多少ノリに違和感を覚える雰囲気ではあったものの、まずまず楽しめた。チケットを廻して下さった某ご夫婦に大感謝(_ _)。久しぶりにライブハウスに出かけたくなったなぁ。

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