BCJの第41回定期演奏会を聴く(東京新宿・オペラシティ)。1999/2000シーズンの最後を飾るこのコンサートでは、ライプツィヒ時代の教会カンタータを4曲。ソリストはゲルト・テュルク、ロビン・ブレイズ、鈴木美登里、浦野智行というお馴染みかつ強力な布陣。編集者ご贔屓のブレイズも例によって素晴らしかったが、浦野智行のソロもなかなか聴かせた。休憩を挟んでの後半がなかなか盛り上がり、BWV148の冒頭などオケも合唱も出色の出来。大いに楽しんだ。
ところでこのコンサート、休憩の最中に編集者指定の二階席の直ぐ脇を大声で話しながら通過する外国人二名。バックステージのオルガンの真下に陣取り、ホールのあちこちを眺めながらいろいろ相談している。目の前でやられるものだから、ついついそちらを見てしまうのだが、どうも片方のおじさんの風貌が某伊太利亜国の指揮者に酷似している。休憩後の演奏を一通り聴いて、盛んにBravoを叫んでいたが、比較的大人しいBCJの客層のなかで若干浮いていた(^_^;)。あれ、ほんとにシャイーじゃないかなぁ。
コメント