編集日記(2000.11.16分)

東越谷編集日記

 クリュイタンスとパリ音楽院管弦楽団の来日公演が再CD化されたものを聴いた。Altusというレーベルで、すでにムラヴィンスキー来日公演のCD化で世間をあっと言わせた実績がある。
 今回の録音は、すでに一度キングレコードあたりからCD化されているはずで、我が家の何処かにもあるはず(^_^;)なのだが、ちょっと見当たらない。演奏はともかく、録音はモノラルの、あまり冴えないものだったように思う。
 さて、ムラヴィンスキーのベートーヴェン(第4番)は素晴らしく、来日時の迫力をまさに思い出させるものであったが故に、今回のクリュイタンス盤への期待は大きかったが、残念ながら録音の印象は、かつて聴いた以上のものではなかった。ここ数年ではDUTTONやTESTAMENTなど、リマスタリングの素晴らしいCDが増えているが、なかなかどれもこれも、という訳にもいかないのだろうなぁ.... ちなみに演奏は、例えば「幻想交響曲」の4、5楽章などもう大爆発といった感じで、従来から抱いていたクリュイタンスへのイメージがずいぶん変わった(^_^;)。ラヴェルの録音はまずまず良いものだったが。

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