一昨日に京都へ出張したが、朝方の東京の冷え込みとはうってかわって、じつに15度Cのポカポカ陽気。空も晴れ渡って、こういう日は仕事などせず古都をのんびり散策といきたいところだったのだが、諸事情により仕事を終えると東京へとんぼ返り。慌ただしいことこの上ない。
仕事先を辞して駅までのタクシーを拾おうとしたときのこと。手を挙げると、片側二車線の追い越しレーンにいた1台、まさか止まるまいと思っていたところが、その場で急停車。案の定、後続車から猛烈なクラクション。そのままよろよろと歩道側のレーンに割り込み、15メートル程前方でドアを開けて待っている。
仕方がないので乗ってみて驚愕。運転手は80近いかと思わせるオバアチャンだ。乗り込むやいなや、先ほどの後続車をチンピラだの何だのと罵りはじめる。その上、彼女の運転はとにかく荒っぽい。ちょっと渋滞が続くと対向車線に突っ込むは、直進予定のくせに左折レーンを平然と走り抜けるは、でスリル満点。その上よせばいいのに間断なく話しかけてくるものだから、こちらは同乗の連れと必死にお喋りを続け、彼女に口を挟ませない作戦に出た。それでも僅かな隙をみつけて話しかけようとする根性が立派というか、迷惑というか。
京都駅までの約15分、身の縮む思いをさせて戴いた。オバアチャン、長生きして下さいね。でも次にあったら乗車は遠慮させて戴くかも。
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