ああ、暑かった7月も終わりつつある、って、東京方面の暑さはまだまだ続くに違いないのだが。前回6月の日記を書いた直後から始まった咳の症状がいまだに続いていて、何ごとにつけ意欲減退しまくり。そんななかで無理矢理出かけた出張は名古屋1回、札幌3回に加えて初めてのアジア訪問(香港4泊5日)。台風の直撃にあったりしたものの、個人的には大いに刺激になった。つぎは遊びで出かけてみたいなぁ。
こう暑いと音楽もなかなか聴こうという気になりにくいが、どういうわけかテレビCM方面でラヴェルが流行っているのはなぜ? カップヌードルのダフニスとクロエは、ヴィジュアル的にもサイコーで、よそ見してても、ついついふり返って見てしまう。いっぽうインスタントラーメンのボレロは....CMとしてはまぁどうでも良いのだが。気付いてみれば、どうも食品関係者にラヴェル・フリークがいるのだろうか。
夏休み映画、個人的には『猿の惑星』に期待。A.I.は....冒頭の設定説明で、すぐさま『赤ちゃんよ永遠に』という、たぶん30年くらい前の映画を思い出した。ジェラルディン・チャプリンとオリバー・リードの夫婦が出ていたような記憶があるが、ディテールはすっかり忘れてるな(^_^;)。
音楽は例によってジョン・ウィリアムスだが、途中明らかに『薔薇の騎士』の引用と思える箇所があって「あ、またか」などと思ってしまった....のだが、エンドクレジットで、きちんと「シュトラウス 薔薇の騎士組曲」と紹介されていた。場面的にもなかなか上手い使われ方をしているのだが、つらつら考えるに、この映画がキューブリックに捧げられてて、キューブリックといえばシュトラウスのワルツで、という謎かけは....深読みのしすぎか(^_^;)。
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