先週の日帰り出張(秋田市)では、行程も慌しかったが、やるべきコトはきちんとやる、というわけで、市内の酒屋さんを探しておいしい地酒を入手する、という挙に打って出たのであった。
駅前の本屋さんで旅行ガイドを立ち読み。で、どうやらたった今まで仕事をしていた市内中心部方面へ戻れば「酒屋まるひこ」というお店があることが判明。駅前から歩くと20分くらいかかりそうだが、まぁ、散歩がてらに歩いていく。
すると、お濠端、といった風情の川っぷちにその店はあった。こじんまりとした店内には地元の銘酒とおぼしき酒瓶が居並ぶ。気さくなご主人にあれこれとお勧めを教えて戴き、今回は舞姫酒造の『月下の舞』を。日本酒には珍しい、すりガラスのような一升瓶に、きれいなラベルが貼られている。
ご主人は「東京、虎の門には、四谷の鈴傳が出しているとてもいい居酒屋がありますよ。ああ、わたしも月に一回くらいは行きたいですねえ」なんて話をにこにこと聞かせてくださり、帰りがけには当店で扱うお酒のリスト・ご主人のコメントつき、というのを手渡してくれた。いや、また秋田へおじゃまする楽しみが増えた。
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