大阪の昼

東越谷編集日記

 水、木と一泊二日で大阪出張。右も左も分からないまま、中之島〜淀屋橋〜梅田(泊)〜武庫川〜宝塚〜川西〜梅田、てな具合にうろうろしてきた。阪神電車に乗ったのはたぶん初めてだな。木曜日はとくにいいお天気で、宝塚あたりの車窓の風景が気持ちよかった。紅葉すると、もっと素晴らしかっただろう。
 同行した先輩は大阪にご実家がある方だが、終始、驚いていたのは、昼間の私鉄に乗客が少ないことと、平均年齢が高いこと。同意見である。まず、ネクタイを締めている人が殆どいない。そして、たいていおばちゃんかおばあちゃんだ。関西では昼間に営業マンが電車で出かけるのは禁じられているのか? まさか。
 淀屋橋界隈も例によって、昼間に歩くと、他人とすれ違うことがずいぶん少ない。ついでに云えば、梅田の地下街で夕食をとって、21時頃ホテルに戻ろうとすると、通りにはもう、ぱらぱらとしか人がいないのだ。「大阪人は勤勉であり、そのへんを歩いている暇があったら仕事をしている」という説を、急遽採用したい。

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