シェアウェア開発、進行形

東越谷編集日記

 昨日当欄で紹介したMac OS X用メーラGyazMailだが、第一印象はまずまず。動作も軽快だし、インターフェースの雰囲気がOS Xにマッチしているのも好ましい。もっとも、過去のメール資産を移行しようとすると、日付情報が落っこちたり、テキストエンコーディングをうまく認識せずに文字化けしたり、というのは、このソフトウェアに限らないとはいうものの、やや残念。
 ところでこのメーラは現在1.1.8というバージョン。ファンの有志がメーリングリストを運営し、ノウハウの交換や開発要望のとりまとめなどを行っている。かつて、Mac用のメーラにARENAというのがあって、愛用していたのだが、これの開発の際も、ユーザによる同時並行のMLでいろいろな支援がなされていた。新しいソフトウェアが成長していくのを、リアルタイムで目撃し、サポートしていくのが、ファン冥利というものなのだろう。あるいは、固定ファンを獲得するためのビジネスモデルというべきか。

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