原因はいろいろ考えられるが(いや、単に晩酌代が嵩むだけなのかも知れないのだが)、とにかく書籍代をケンヤクするため、図書館を愛用する日々である。CLASSICAでも岩井さんのとこでも、ご愛用の図書館の話題が披露されているが、我が街の図書館もなかなかのもの、なのである。
まず、蔵書がネットで検索できる。書名や著者名であれこれ検索して、読みたいものがあればただちに予約できる。で、市内の複数の分館のうち、いちばん手近な場所での受け取りを指定しておくと、入荷(っていうのかな)時にメールで知らせてくれる。平日はなかなか受け取りに行けないが、土・日もやっているので大丈夫。
さいきんでは、日曜の新聞書評を読んで、面白そうなのがあればすぐ予約、てなことを試している。まだ図書館で購入されていない=検索に引っ掛からない場合は、amazonのウィッシュリストあたりに備忘録として残しておいて、後日もう一度検索して予約、なんてことをしている。すまぬ、amazon(失笑)。
会社の同僚は「図書館は民業圧迫だ」と主張するが、ワタシもさすがに新書・文庫の類までは借りないことに....していたが、こないだうっかり草野厚の新書を借りてしまった。すまぬ、草野教授&角川書店(失笑×2)。
この方式には弱点が一つあって、予約の行列待ちに組み込まれた場合、いつ頃書籍が手に入るか分からない。で、この週末、いっぺんに五冊も届いてしまって、やや焦っている。当方、読書はけっして嫌いではない(だからこそ図書館へも行く)のだが、そんなに素早く本が読めるわけでもないのだ。どうしよう。
コメント
図書館パラダイス
(その1)そろそろ本棚が本気でヤバイというのと、CLASSICAさんとこで公立図書館のネタが紹介されていて思い出したこともあり、ついに私も決意、職場への通勤経路途中の乗換駅の隣接ビル内にある橋本図書館で会員証をつくってきました。
いやあ、びっくりですよ。
私の中…
ブラボー公立図書館
●あべしっ、不覚! ワタシとしたことが。先日、東京に住んで以来初めて、仕事以外の用で図書館を訪れたんである。地元の公立図書館なのだが、なぜかワタシはここに足を運んだことがなかった。入館した瞬間から、強烈なノスタルジーにとらわれた。こんなになじみ深い場所†…
Efficaciousness of Municipal Libraries
近頃、クラシック音楽系のblogで図書館に関する話題がエントリで取り上げられている。 ブラボー公立図書館@CLASSICA 図書館は素敵だ、が…@新・東越谷通信 図書館パラダイス@岩井の日記のようなもの(ブログ版) 後出しジャンケン†…
両お方の記事も拝読しました。
うらやましぃ〜〜〜。
うちの最寄り図書館は古くてぼろいです。
平日は7時、土日祝日は5時閉館。
わたしが用のある児童室は毎日5時でclose。
CD在庫も区内他館より少ない。むむむ。
でももちろん今は便利なpc活用お取り寄せ。
しかしながら、先日予約&入荷したはずの内田氏の本、
HP上では別のタイトルになっています。
まだ受け取りにいっていないので、真偽不明。
しかしながら、念のため再予約したら、3人待ち。。。
間違って違う本を予約しちゃったのかしら。
まあそれも読みたかった本なので構わないのですが、
件の本の感想文寄稿は当分先になりそうです。
ワタクシ御用達の図書館のもう一つの弱点は、CD等の視聴覚資料を身近の分館に取り寄せられないこと。
これが改善されると、もっといいんですけどね。
でも、ホントにCDレンタルショップいじめになってしまいますね。
個人的には、(特に公立の)図書館にはもっと「アーカイバー」としての役割に期待したいところなんですよね。そろそろ個人で蔵署するのが物理的にきつくなってきているので、長期間にわたって本や雑誌を保管してくれて、いざという時にその場で書庫から出してきて閲覧させてくれるのが理想なんだけれど、最近の公立図書館は意外にそう言うところが駄目ですね。本当はわざわざ税金を投入する意義があるのは、民営ではなかなか採算が合わないこういう方面だと思うんですが。
「音楽の友」や「レコード芸術」の過去の分については、私の住んでいる市の図書館でもどうにか保管をしているらしいので、処分を検討しても良いかと考え始めているものの、休刊してしまった「音楽芸術」とかは駄目で、どうしたもんかなぁと。
RELHAMさん、お久しぶりです。
「アーカイバー」仰るとおりですね。そしてまさに、本来の図書館の成り立ちは、アーカイバー機能を実現するために、でしたものね(合ってる??)。唐突に『薔薇の名前』を思い出しました。
我が家には蔵書と呼べるほどの書籍雑誌はありませんが、さいきんは知的生活とは到底縁遠い状況でもあり、本を手放すのも苦にならなくなってしまいました。実家の二階が、一階を押し潰しそうな有様になっているのを目撃しつつあるせいかもしれません。