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音盤一行感想録(管弦楽曲)

ガーシュウィン『ラブソディ・イン・ブルー』他

ティルソン・トーマス(指揮) ニューワールドSO (BMG 09026-68798-2) バーンスタイン『前奏曲、フーガとリフ』がスパイクの利いた名演で星5つ。『ラブソディ...』はオケの並ならぬ表現意欲が大いに買えるが、この色づけはちょっ...
音盤一行感想録(管弦楽曲)

ターネイジ『ブラッド・オン・ザ・フロア』

アースキン(ドラム) ルンデル(指揮) アンサンブル・モデルン (ARGO 455 292-2) こういう音楽は既存のモノサシを当てにくいが、演奏そのものは意欲的でインパクトも十分。アースキンって初代ウェザー・リポートのドラマー、懐かしい。...
東越谷編集日記

編集日記(1998.09.14分)

今夜あたり、当通信の発行部数が8,000部を越えたかもしれない。細々と続けてきたが、訪れて下さる皆様のアクセスを励みにしてここまで来れたと感謝申し上げたい。10,000件くらいに到達するまでは、とくに特別なイベントも立てず淡々とやっていく心...
音盤一行感想録(交響曲)

マーラー 交響曲第2番

アッバード(指揮) シカゴSO (DG 453 037-2) 初めてレコードで買ったマーラーで、たいへん懐かしい。余分な手垢を洗い流して、書かれた音符だけで演奏するという流儀は当時、鮮烈な印象を残したが、いま聴くと意外な表情付けも施していて...
東越谷編集日記

編集日記(1998.09.10分)

バッハ・コレギウム・ジャパンの第35回東京定期を聴きに行った(9.12)。土曜日のソワレ、でここのところ多少疲れていて家を出るのが少し億劫でもあったのだが、やっぱり出かけて良かった。  オーボエとヴァイオリンの協奏曲では、ポンセールと寺神戸...
東越谷編集日記

編集日記(1998.09.09分)

ここんとこ少し、ついついへたばって更新が滞ってしまう。特効薬と思っていたベートーヴェンも常用すると効果が薄れるもよう(^_^;)。それにしてもカーゾンの弾く4番、5番の協奏曲はしみじみと、じつに良かったなぁ。このピアニストを何となく聴かずに...
東越谷編集日記

編集日記(1998.09.03分)

毎日(というかこの夏以降は、更新ペースに合わせて毎週)楽しんで読ませて戴いている斉諧生音盤誌が月刊誌『Yahoo! Internet Guide』10月号に紹介されていると聞き、これは喜ばしいことと本屋に出かけ、該当の雑誌を覗いて息を呑んだ...
東越谷編集日記

編集日記(1998.09.01分)

8月最終日は、某都市銀行が緊急増資を発表、これを好感して日経平均がやや戻したかと思ったら、昼過ぎに北朝鮮の弾道ミサイルが日本を飛び越えて三陸沖に突っ込んだらしい、などという空恐ろしい報道が為され、挙げ句ニューヨーク市場が開始直後に8千ドルを...
東越谷編集日記

編集日記(1998.08.31分)

育児に翻弄され続けた8月も終わりつつあるが、疲れのせいか週末のたびに発熱するのがあまりにもだらしない(^_^;)。その後ベートーヴェン方面は、マッケラスの全集を制覇し、ジンマンの5-6番を捜索する日々。アルゲリッチのラヴェルのト調は伴奏がい...
音盤一行感想録(協奏曲)

バルトーク ヴァイオリン協奏曲第2番

ムローヴァ(ヴァイオリン) サロネン(指揮) ロサンジェルスPO (PHILIPS 456 542-2) この上ない美音、ぎりぎりで踏み止まるが必ずしも禁欲的ではない感情表現。クールさと情熱とが交錯する、妖しい魅力がこの演奏の特質だ。伴奏の...