音盤一行感想録(交響曲)

ブルックナー 交響曲第3番

ノリントン(指揮) ロンドン・クラシカル・プレイヤーズ (EMI 5 56167 2) たぶん正統派のファンなら目をむく超快速テンポ。編集者はこの作曲家に思い入れが少ない分、新鮮な驚きとともにこの演奏を受け入れた。なるほど、これなら構成や音...
東越谷編集日記

編集日記(1998.11.04分)

爆笑もののソフトウェア・ツールをみつけた。日経MacのShareware Centralという、Macintosh用のお勧めツールを掲載するページにあったのだが、ソフトそのものはテキストファイルを指定の辞書に従って自由自在に変換・文書整形す...
東越谷編集日記

編集日記(1998.11.03分)

どうも、先月は当通信至上最悪の更新頻度であったかと。ここ2~3ヶ月というもの、意欲減退方向に進んでいる模様で、金融関連株の下落率と無関係ではないかも知れないとか、そうではないとか(失笑)。年末に向けて多少巻き返そうとか、今月はひょっとすると...
音盤一行感想録(協奏曲)

ヴィヴァルディ 『四季』

ホロウェイ(ヴァイオリン) マルゴワール(指揮) ラ・グラン・エキュリ・エ・ラ・シャンブル・ドゥ・ロワ (SONY SB3K 62331) ビオンディ盤とは一転してゆったり目のテンポ、きらびやかな装飾を施した華やかで優雅な宮廷音楽。いかにも...
音盤一行感想録(交響曲)

ベートーヴェン 交響曲第9番『合唱』

シュヴァルツコップ他(独唱) フルトヴェングラー(指揮) バイロイト祝祭O (EMI 09026 68043 2) この超有名録音、何度聴いても返り討ち、というか、確かに盛り上がる演奏だとは思うのだが「無人島の一枚」等と持ち上げるほどかなぁ...
音盤一行感想録(協奏曲)

ヴィヴァルディ 『四季』

ビオンディ(ヴァイオリン) エウローパ・ガランテ (OPUS111 OPS 912) 艶のある美しい音色で歌いまくり、またとんでもないテンポや奏法で刺激しまくる『四季』。聴きたいききたいと思っていたが、ようやく。さいきん同じ組み合わせで『調...
東越谷編集日記

編集日記(1998.10.22分)

むかしむかし合衆国にて、グールドとバーンスタインがブラームスの第一協奏曲で共演することになった際、指揮者とピアニストが演奏解釈で意見の一致をみないまま本番に突入したのだという。指揮者は異例ながら、演奏前に聴衆に向かって事情をスピーチし、理解...
音盤一行感想録(交響曲)

アーノルド 交響曲第1番、第5番

ハンドリー(指揮) ロイヤルPO (CONIFER 09026 68043 2) 演奏は立派なのだが、音楽に対する編集者の共感が今ひとつなため、ピンとこないところが少し歯がゆい。どちらかというと第5番のほうが作品が洗練されていて面白かった。...
音盤一行感想録(協奏曲)

ラヴェル ピアノ協奏曲ト長調他

ツィメルマン(ピアノ) ブーレーズ(指揮) クリーブランドO他 (DG 449 213-2) 落ち着いたテンポで丁寧に取り組まれた演奏。ピアノも極めてデリケートな音色を用いて美しく歌い、ちっとも騒がしくならないのが素敵。二楽章がとりわけ素晴...
音盤一行感想録(交響曲)

マーラー(シェーンベルク編) 交響曲『大地の歌』

リグビー、ティアー(独唱) ウィグルワース(指揮) プレミア・アンサンブル (BMG 09026 68043 2) 小編成オケ版だが、この編曲がなかなか良くできていて楽しめる。意外に音楽がやせず、織物のような書法が手に取るように分かる。演奏...