音盤一行感想録(管弦楽曲)

グレンジャー『リンカシァの花束』他

レイニシュ、ランデル(指揮) 王立ノーザン音楽大学ウィンド・オーケストラ (CHANDOS CHAN 9549)CHANDOSのグレンジャー・エディション第4巻は吹奏楽集。民謡に採譜した作品を中心にした楽しい音楽。『リンカシァの花束』は大好...
東越谷編集日記

編集日記(1998.02.18分)

関東地方は一転して雪が降ったり、と一気に冬へ逆戻り。東越谷方面には梅の名所も多少あるのだが、満開にはもう少しかな。 このところ当通信もアクセスが急に増え、読者様には謹んで御礼申し上げる次第。どこかのサイトでご紹介戴いたのだろうか。ここはリン...
音盤一行感想録(交響曲)

ウォルトン 交響曲第1番

ダニエル(指揮) イングリッシュ・ノーザン・フィルハーモニア (NAXOS 8.553180)こ、これは素晴らしい! 細部まで丁寧、しかも全体は十分に活力ある演奏で、演奏者一人一人に気合いの入ったセッションであることがうかがえる。こういう演...
音盤一行感想録(管弦楽曲)

プロコフィエフ『ロメオとジュリエット』全曲

マゼール(指揮) クリーブランドO (DECCA 452 970-2)考えてみるとこの曲、全曲聴くのは初めて。音だけだとこれほどつまらないとは思わなかった。オケはさすがに上手いのだが。ほんとは星一つにしようかと思ったが、ところどころ異常なオ...
音盤一行感想録(交響曲)

マーラー『大地の歌』

マイヤー、イェルザレム(独唱) バレンボイム(指揮) シカゴSO (ERATO 2292-45624-2)この曲、これまでお気に入りの演奏になかなか出会えず、モノラルのワルター=VPOのデッカ録音ばかりを聴いてきた。が、当面は満足して聴けそ...
東越谷編集日記

編集日記(1998.02.15分)

そろそろ花粉症のシーズン。昨日の東京都心部は5月並の陽気になったとのことだが、こういう春近しの類のニュースは編集者のような花粉症患者には嬉しくない。スギ花粉が飛び始めるからだ。昨年なぜかあまり症状がきつくなかったのと、今年は飛散量が少ないと...
音盤一行感想録(管弦楽曲)

レスピーギ『ローマの噴水』『ローマの松』他

カラヤン(指揮) ベルリンPO (DG 449 724-2)流れるように歌われるレスピーギはいかにもカラヤン流で「ジャニコロの松」での茫洋とした演奏が美しい。かつて大阪公演がテレビ放映されたとき、この部分でのカラヤンのバトン・テクニックに感...
音盤一行感想録(室内楽・器楽)

ブリテン 無伴奏チェロ組曲(全曲)

ヒュー(チェロ) (NAXOS 8.553663)ううむ。気まぐれで入手したCDだが、この曲を聴くのは初めて。演奏はディテールの処理が今一つで編集者の愚鈍な耳には音楽がよく見えない。中途で思考が週刊ダイヤモンド方面に移動してしまい、あとは印...
東越谷編集日記

編集日記(1998.02.13分)

昨日の日記は、下に示すとおりいったん書いたのだが、ついにFTPサーバに接続できず更新不能に。その後いろいろ調べてみたのだが、どうやら経由するネットワークによっては猛烈なパケット・ロスが発生しているらしい。いっぽうスムーズにアクセスできるルー...
音盤一行感想録(交響曲)

マーラー 交響曲第6番

バルビローリ(指揮) ニュー・フィルハーモニアO (英EMI 5 69349 2)こちらも極端に遅く、低弦の刻みが不気味で恐ろしい第一楽章。だが丁寧な演奏なので遅さが消化不良につながっていない。譜面に照らして妥当性を云々するとどう評価される...