音盤一行感想録(管弦楽曲)

R.シュトラウス『英雄の生涯』

バルビローリ(指揮) ロンドンSO (英EMI 5 69349 2)遅めのテンポで堂々とした英雄だが、やや荒削りで表情も乏しい。あまり面白くないと思いながら聴いていたら、英雄の業績のあたりから味わいが出てきた。ただ全体としてはもう少し上手な...
東越谷編集日記

編集日記(1998.02.12分)

レンタルサーバのパフォーマンスが末期的に。コンテンツの更新のためのFTP接続が殆どできず状態。一時期多少改善されてきたか、と思ったのだが。アクセスして下さる方にはご迷惑をお掛けし申し訳ありません。
音盤一行感想録(室内楽・器楽)

リスト ソナタロ短調/ラヴェル『水の戯れ』他

アルゲリヒ(ピアノ) (DG 447 430-2)リストのロ短調というと、RCA盤のホロヴィッツのレコーディングをやっぱり忘れられず、さしものマルタ・アルゲリヒも霞む。ともあれショパンでの気合いたっぷりな演奏や、ラヴェルでの繊細さは美しく、...
音盤一行感想録(管弦楽曲)

武満徹『鳥は星形の庭におりる』『夢の時』他

尾高忠明(指揮) BBCウェールズ国立O(BIS-CD-760)美しい音楽であり、アンサンブルも節度を保ち、良い雰囲気をつくっている。ただ、一部の管楽器に与えられたソロがやや前に出過ぎている箇所があるのが惜しい。何というか、ソロさえもよく全...
東越谷編集日記

編集日記(1998.02.10分)

我が家からほど近い南越谷のショッピングセンターに某外資系大型CDショップが入っている。ここ、開店当初にさっそく覗きに行ったのだが、あまりクラシック方面の充実度が高くなかったので、その後疎遠にしていた。で、たまたまこの日曜日に行ってみたら、お...
音盤一行感想録(交響曲)

ブラームス 交響曲第4番

C.クライバー(指揮) ヴィーンPO (DG 457 706-2)カルロスのブラームスは4番よりも2番の方がきっと向いている気がするのだけれど。この演奏も高カロリーな演奏でワクワクするが、終楽章などもう少し枯れた味わいも欲しいような。もっと...
音盤一行感想録(交響曲)

ハンソン 交響曲第2番

スラトキン(指揮) セントルイスSO (東芝EMI CE33-5262)良い演奏だとは思うが、曲自体が楽天的というか単純というか、あまり共感できないので星二つ。編集者は同じ作曲家の『ディエス・ナタリス』が大好きなのだが....(★★)
東越谷編集日記

編集日記(1998.02.08分)

さいきん、当通信が拝借しているレンタルサーバのレスポンスが妙に遅い気がする。U.S.A.のサイトだからアクセスのピークは上手く日本とずれている筈と思っていたのだが、どうも四六時中、接続に不便を感じるようになってきた。格安だから仕方ないかもし...
音盤一行感想録(協奏曲)

ショスタコーヴィチ チェロ協奏曲第1,2番

マイスキー(チェロ) ティルソン・トーマス(指揮) ロンドンSO (DG 445 821-2)例によってヘンな音楽だが、演奏は素晴らしかった。おなじみのマイスキー節は1番では少し歌い過ぎかな、という気もしたが、2番はとても良かった。ティルソ...
音盤一行感想録(管弦楽曲)

ラヴェル『ボレロ』『ダフニスとクロエ』第1,2組曲他

マゼール(指揮) ヴィーンPO (BMG 09026 68600 2)曲順最後のボレロから聴く。快テンポでやや雰囲気に乏しいソロを聴くうちに凄味を増していき、最後にがく、と膝をつきそうな衝撃を受ける。ラ・ヴァルスはもうやりたい放題で、思わず...